![内田雅樂・内田伽羅・内田玄兎](https://essay-au.com/wp-content/uploads/uchida_family_yahoo.jpg)
俳優・本木雅弘さん(モックン)には、3人のお子さんがいます。
- 長男:雅樂(うた)
- 長女:伽羅(きゃら)
- 次男:玄兎(げんと)
お子さんたちの漢字の読み方、難しいですね!
このブログ記事では、モックンの3人のお子さんの名前の由来と、モックン・也哉子さん夫妻の子育てについてまとめたいと思います。
長男は内田雅樂さんで、1997年生まれ(2024年で27歳)。
![内田雅樂](https://essay-au.com/wp-content/uploads/uta_gqjapan.jpg)
大学在学中にはバスケ選手として日本代表候補になり、現在UTA名義でファッションモデルとして活躍中です。
長女は内田伽羅さんで、1999年生まれ(2024年で25歳)。
![内田伽羅](https://essay-au.com/wp-content/uploads/kyara_jiji_thumbnail.jpg)
小学生から高校生にかけて映画4作品に出演し、女優賞も受賞。その後はニューヨークの大学で学業に専念されていました。
次男は内田玄兎さんで、2010年生まれ(2024年で14歳)。
![本木雅弘と次男・玄兎](https://essay-au.com/wp-content/uploads/mokkun_nhk03.jpg)
都内のインターナショナルスクールに通い、母・内田也哉子さんの著書などで挿絵を担当して、イラストの才能を発揮しています。
★モックンの3人のお子さんについてくわしくは↓↓↓
読み方が難しいモックンのお子さんたちの名前ですが、どのような由来があるのでしょうか。
長男:雅樂(うた)=日本古来の神にささげる音楽
![雅楽](https://essay-au.com/wp-content/uploads/gagaku_tenri_univ-1.jpg)
雅樂には、「日本古来の神に捧げる音楽・歌」という意味があるそうです。
伝統芸術の「雅楽(ががく)」は、5世紀頃より大陸から日本に伝わってきた音楽や舞が融合し、10世紀頃に完成して、皇室の保護の下に伝承されてきたものです。(※1)
雅樂さんはインタビューで、「小学生の頃は、珍しいのでよく馬鹿にされたり、自分の名前に嫌悪感を抱いていたこともありました」「今では、印象に残る名前だね、と言われる方が多くなってきましたし、けっこう気に入っています」と答えています。(※2)
★長男UTAは190cm!?本木雅弘・内田也哉子ファミリーの身長については↓↓↓
長女:伽羅(きゃら)=樹木から採取される最高級の香料
![伽羅の木](https://essay-au.com/wp-content/uploads/agarwood_amzn_in-1.jpg)
伽羅とは、東南アジアに生息するジンチョウゲ科の常緑高木「沈香(じんこう)」から採取される、最高級の香料です。
ご両親は、「清々しく、駸々しく、音を立てて、転がるように自由に生きて欲しい」という願いを込めて名付けたのだそう。
凛とした香木のイメージと、文字の軽快な音感から、そのような願いを託されたのかもしれませんね。
次男:玄兎(げんと)=月
![月](https://essay-au.com/wp-content/uploads/moon_ac-1.jpg)
玄兎とは、古来「月」を意味する言葉なのだそうです。
玄兎くんの名付け親は、 何必館・京都現代美術館館長である梶川芳友さん。(※3)
![内田也哉子、内田玄兎、玄兎の名付け親・梶川芳友氏(何必館・京都現代美術館館長)](https://essay-au.com/wp-content/uploads/gento_2020_fujingaho01.jpg)
(画像出典)婦人画報 撮影/江原英二氏<Astro>
樹木希林さんが生前に何度も通った美術館で、梶川さんと希林さんは、モックン・也哉子さんもまじえ家族ぐるみのお付き合いをされていました。(※4)
モックンは「くろ(玄)く、ふかく、しずかな宙(そら)に、光を放つ月の情景」を想像して、この名前を付けたと語っています(※5)。
とっても詩的ですね!
- ※1:宮内庁HP「雅楽」
- ※2:2018年6月27日 i-D Japan「パリのランウェイに現れた新星・UTAが語る、モデルデビューのきっかけ」
- ※3:2020年1月9日 家庭画報.com「樹木希林のことばの種 梶川芳友さん×内田也哉子さん特別対談」
- ※4:2020年6月28日 THE KYOTO「樹木希林が通った小さな美術館 #2 終わりなき対話」
- ※5:2010年3月25日 ORICON NEWS「モックンに第3子! 内田也哉子が次男・玄兎ちゃん出産」
![本木雅弘と内田也哉子](https://essay-au.com/wp-content/uploads/mokkun_yayako_reallive.jpg)
モックンと也哉子さん夫妻の子育て。
一体どのような感じなのでしょうか?
長男と長女は12歳で海外ボーディングスクールへ
長男の雅樂さんと長女の伽羅さんは、2人とも12歳でヨーロッパのボーディングスクール(寄宿学校)へ留学しています。
雅樂さんはスイスへ。伽羅さんはイギリスへ。
![ル・ロゼ学院ロールキャンパス](https://essay-au.com/wp-content/uploads/le_rosey_gq01.jpg)
![イギリスのボーディングスクール「ダウンハウススクール」](https://essay-au.com/wp-content/uploads/downe_house_school_paradise.jpg)
留学させたのは、樹木希林さんのアドバイスから。
長男の雅樂さんの育児で、モックンと也哉子さんは一生懸命になりすぎて過干渉になっていたそうです。
そのため雅樂さんは委縮した子どもになってしまい、希林さんが「とにかく一刻も早く海外に出しなさい」とおっしゃったそう。(※)
★母・内田也哉子も3ヶ国に留学経験あり!↓↓↓
モックンは、雑誌のインタビューで次のように振り返っています。
中学から外国に出し大学生になった長男を見ていると、親が与えられるものは、現実的にはあまりないのではないかと思います。
学校や社会で覚えて背おうもののほうがずっと重く、そこで培うものこそが財産なんですよね。
じゃあ、親は何をするのかといえば、普段がどんなにダメであったとしても、最終的な拠りどころであればそれでいい気がするんです。
どんなときでも見守られているという安心感を与えてあげることが、親としての最低限の仕事なのかな、と思いますね。
モックンの言葉、深い!
親は直接干渉しすぎるのではなく、「見守る」「安心感を与える」のが大事という考え方、本当にそうだと思います。
※:内田也哉子, 中野信子『なんで家族を続けるの?』文藝春秋社, 2021,
次男は「きょうだい一緒に育てる」をモットーに
長男の雅樂さんは一人でスイスに留学しましたが・・・
長女の伽羅さんがイギリスに留学するときは、モックン・也哉子さん・そして当時2歳だった玄兎くんもロンドンへ引っ越すことに!
![ロンドン](https://essay-au.com/wp-content/uploads/london.jpg)
最初は3ヶ月だけ滞在してみる予定だったそうですが、人目を気にせずに過ごせる生活がすっかり気に入ってしまったモックン。
またモックン自身が3人兄弟で育ったので、「きょうだいを一緒に育てたい」という考えもあり・・・
ロンドンに家を買って家族の生活拠点を移し、モックンは日英を往復して仕事をするように。
伽羅さんは平日を学校の寮、週末をロンドンの自宅で過ごしたそうです。
![内田雅樂と内田玄兎兄弟](https://essay-au.com/wp-content/uploads/uta_gento_uchida_insta02.jpg)
末っ子の玄兎さんの子育ては、3人目ということもあり、モックンもリラックスして臨むことができたようです。
真ん中の伽羅さんと玄兎さんは10歳離れていますから、上の2人に手が掛からなくなっていたことも大きいでしょう。
モックンは、玄兎さんを笑顔で見守ること、ほめることを大事にしていたそうです。
上の2人の子供を育てて思ったのは、特に子供が小さいうちは、親は道化でいいということです。
君の周りでいつもニコニコして見守っているよ。その姿勢が安心感につながるのかな、と。何ができないと気を揉むのではなく、いまできていることをしっかり見て、『すごいね!』、『こんな線が描けたんだ』、『よく見ていたね』と、褒めるようにしています。
でも、いま目の前で起きていることをキチンと見るって案外むずかしい。
また、妻の也哉子さんは、コロナ禍を通して、子育てで「待つ」ことができるようになったそうです。
私はこのコロナ禍で、少しできるようになったことがある。(中略)
コロナで行動を制限されることによって、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」が物理的にできなくなった。
ある日、十歳の息子が粘土で何か作っているのを「ねぇ、見ていてね」と言われたときに、いつもだったら二分ぐらい見たら自分の用事に戻ってしまうところ
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」は今、どうせできないのだから脇に置いて、息子に「もういいよ」と言われるまでそばでずっと見ていようと思って、そうしてみたの。
そうしたら、すごく親子関係がまろやかになった。
たしかに子育てをしていると、最初はいろいろ口を出してしまうのですが・・・
子どもが成長するにつれ「あれこれ干渉しても、なるようにしかならない」と達観するようになりますね。
モックンも也哉子さんも、3人育ててきたからこそ、子育てというものを俯瞰して見られるようになったのでしょうね。
本木雅弘は家事育児が得意!
![本木雅弘](https://essay-au.com/wp-content/uploads/mokkun_hobonichi.jpg)
モックンは、日頃から家事育児を「全面的に」協力しているそうです。
2016年に公開された映画『永い言い訳』でモックンは、家事のできない男性を演じるのに苦労したとか・・・
西川美和監督が映画ロケを振り返り、次のようにおっしゃっていました。
本木さんはすごく家事をなさっているので、映画の中では初めて洗濯物を畳んだりごはんを炊いたりというシーンがあるんですけど、それを不器用そうにやるのがすごく難しかったんです。
だから現場の独身の助監督さんに聞いていらっしゃいましたよね。
たしかに、ふだん手際よくやっている家事を、わざと不器用にやるのは大変そうです!
そんな家事マメなモックンは、お子さんたちが海外留学をしていた頃に学校の寮の部屋を訪れて、
「(クローゼットに)このボックスをこの向きに入れると、このスペースが有効活用できる」
と、細かく収納を考えていたそうです!(※)
夫婦ゲンカは隠さない
内田也哉子さんはテレビ番組で「本木さんと衝突することがあるか」と尋ねられ、「しょっちゅうですね」と答えました。
モックンと也哉子さんがもめていると、長男の雅樂さんが「2人とも悪くないから!」と止めに入ることもあるそうです・・・
それでも、子どもたちの前で夫婦ゲンカを隠すことはしないのだとか。
也哉子さんは次のように述べます。
子供たちの前ではぴしっとしてて、急に影でっていうのではなくて、常にそれはもうもれてしまっているだけなんですけど、そこの中からもう学んでもらうしかない。
こうやって、他人の二人は一生懸命すり合わせながら、家庭を築いていくんだなと。
「子どもの前で夫婦ゲンカをしない」ということを心掛けているご家庭は多いと思うのですが・・・
たしかに意見を言い合うのは大事だし、そういう姿を見せるのも必要かもしれませんね。
でも、ケンカの内容によるのかも・・・
あんまり口汚く罵りあうような夫婦ゲンカは、やっぱり子どもたちに見せない方がいいんじゃないかなあ(笑)
あっ、モックンご夫妻は、罵り合いなんてしないのかな(汗)
★本木雅弘&内田也哉子夫妻のなれそめと結婚生活は↓↓↓
怒鳴りたくなっても、感情を飲み込んでワン・クッション
モックンが語る子育て論の中で、いちばん深くうなずいたのが、
「『聞くこと』『待つこと』が大切」
「子どもに対して感情的になってしまうときに、言葉のクッションを挟んで、こちらの感情を飲み込む」
ということです。
以下、モックンの言葉。
子供の話を聞いていて、驚いたり、憤死しそうになったり、いかにも言い訳しそうな気配がムンムン漂っていたり(笑)。
どれだけ「おまえ!」と怒鳴りたい局面であったとしても、できるだけ子供に話させるようにして、かつ、「あぁ、そうか。そうなんだ」とかなんとかいって、こちらも自分の感情を飲み込む時間を持つんです(笑)。
待つことは、私はいつでも君の話を聞く用意がある。
それを態度で示すことだと思います。
これ、本当に大事だと思います。
なかなか心の余裕が持てないのですが、意識したいものです。
![内田雅樂・内田玄兎・内田伽羅](https://essay-au.com/wp-content/uploads/uta_gento_uchida_insta03.jpg)
さて、モックンと内田也哉子さんの3人のお子さんたち、ネット上での評判はどのようなものでしょうか。
まずは長男の内田雅樂さんについて。
UTA(内田雅樂)さんが凄すぎる
23歳(身長195㎝)/IMGアカデミー(フロリダ州の世界的に有名なスポーツトレーニング寄宿学校)/ドミニカン大学(バスケ推薦)/樹木希林さんと内田裕也さんの孫/樹木希林さんの通訳として同行し、モデルにスカウト/海外モデル、ハイブランドモデル
1997年生まれ/渋谷区出身/身長191cm/インターナショナルスクール卒/現役大学生/フランスのモデル事務所所属/バスケ日本代表経験あり/男前イケメン
最強すぎない?
経歴が最強!という評判ですね。
でも経歴だけでは、バスケ日本代表候補にまではなれないので、まっすぐに地道な努力をされる方なのだと思います。
次に、長女の内田伽羅さんについて。
あん、温かいいい映画だったわ。樹木希林さん、永瀬正敏さん素晴らしいな。お孫さんの内田伽羅さんもナチュラルな演技でひきこまれたな。
ふと、日本の映画が見たくなり、映画『あん』っていうのを観た。樹木希林の実孫にあたる内田伽羅の演技がいちばん印象に残った。
「あん」観てた。ほっこり映画かと思ったら社会派だった。内田伽羅の演技がとても良い。
朝からあんを観た。ものすごくエネルギーのいる映画だった。考えさせられた。永瀬正敏さんは纏う空気が違うなと思った。樹木希林さんの演技を初めてちゃんと観た。とても素晴らしかった。内田伽羅さんという若手女優さんがとても自然な演技をするなと思ったら樹木希林さんのお孫さんで納得した。
映画『あん』での演技がとても好評です。
大学進学後は学業に専念しながら、たまに雑誌グラビアで母・也哉子さんと共演されていますが、ナチュラルかつ堂々とした佇まいが素敵です!
最後に、次男の玄兎さんについては・・・
内田玄兎くんが実の母親から「内田裕也の血を受け継いでる。隔世遺伝か」とインタビューで言われちゃうの凄い。将来成人した時に伝説を作ってくれそう。
という声が。
母・内田也哉子さんによると、長男・雅樂さんは両親の夫婦ゲンカを止めに入るほど揉めごとが苦手で、優しく気が弱い面があるそうです。
一方、次男の玄兎さんはすごく「フリースピリット」で、祖父の内田裕也さんの破天荒な血が一番入っているように見えるのだとか。(※)
内田裕也さんは、逮捕歴3回という過激な面が取り上げられがちですが、日本のロックンロールを切り開いた偉人でもあります。
玄兎さんの将来に期待ですね!
※:2020年10月28日 スポーツ報知「内田也哉子さんが家族を語る 次男について『もしかしたら裕也的な血が一番入っているのかも』」
この記事では、本木雅弘さんの3人のお子さんの名前の由来と、モックン・也哉子さん夫妻の子育てについてまとめてみました。
モックンの
「どんなときでも見守られているという 安心感を与えてあげることが親の仕事」
「怒鳴りたい局面であったとしても 自分の感情を飲み込む時間を持つ」
という言葉・・・
さすが3人育ててきただけあって、学ぶことが多いです!
お子さんたちは三者三様、スポーツや芸術の才能に加え、インターナショナル感覚を生かして成長されていますね。
これからの活躍がとても楽しみです♪