衆議院議員の加藤鮎子さん(山形3区)は、元内閣官房長官・元自民党幹事長の加藤紘一氏を父に持つ、政界のサラブレッド。
そんな鮎子さんは、国会議員になる前、2006年に宮崎謙介氏と結婚しました。
しかし2人は2009年に離婚。
その後鮎子さんは、元大手証券マンの角田賢明さんと再婚し、息子さんを出産されています。
2014年12月、鮎子さんは父親の地盤を受け継ぎ、衆議院議員選挙に初出馬し当選しました。
加藤鮎子さんの再婚相手・角田賢明さんってどんな人?
鮎子さんと角田さんは、いつ再婚したの?
妊娠・出産・子育てはどのようにされたのでしょうか。
角田賢明(つのだ・よしあき)さん プロフィール
- 生年:1980年前後(2024年で45歳)
- 出身地:神奈川県横浜市
- 出身大学:神奈川県立希望ヶ丘高等学校→慶應義塾大学理工学部管理工学科→オーストラリア・ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)
- 職業:(株)ジャスト代表取締役社長
角田賢明さんは、1998年に神奈川県立希望ヶ丘高等学校を卒業。
2003年に慶應義塾大学理工学部管理工学科を卒業し
2003年から2006年まで、日本IBM(株)に勤務していました。
その後2006年から2013年までの8年間、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)に勤務。
フィナンシャルアドバイザー(Vice President)として国内外数々の案件を手掛けたそうです。(※)
妻の加藤鮎子さんのプロフィールは↓↓↓
このブログ記事の要約は、以下の通りです。
- 角田賢明氏は慶応大理工卒後、日本IBMを経て三菱UFJモルガン・スタンレー証券に勤務
- 加藤鮎子と角田賢明氏は2010~2011年頃に結婚し、2012年に長男を妊娠出産
- 鮎子氏は2014年、父・紘一氏の地盤を引き継いで衆議院議員選挙に出馬し初当選
- 角田氏は2013年末に証券会社を退職し、東京から山形に移住し鮎子氏をサポート
- 角田氏は山形に転居後、地方の経営支援・起業支援等を行う(株)さんどれっどを設立
- 角田氏は現在、建築物の調査診断会社(株)ジャストの取締役社長
- 鮎子氏・角田氏共に平日は東京で仕事、週末は山形で地元公立小に通う長男と過ごす
- 2019年に次男が誕生し、鮎子氏は子連れで東京・山形を毎週往復している
それでは、詳しく解説していきます。
加藤鮎子さんと角田賢明さんは同い年で、2009年に出会ったそうです。
そして2010年~2011年頃に再婚されたと思われます。
時系列で整理しますと・・・
鮎子さんは2008年、29歳のときにコロンビア大学国際公共政策大学院(SIPA)を修了。
帰国後は、父である加藤紘一事務所の秘書になりました。
翌2009年に、前夫の宮崎謙介さんと離婚。
そして、同じ2009年に加藤鮎子さんと角田賢明さんは出会いました。(※1)
角田さんは、鮎子さんが加藤紘一さんの娘であることを知らなかったそうです。
2009年8月の衆院選のとき、2人一緒にテレビを見ていて、加藤紘一さん当選のニュースが流れた際・・・
鮎子さんに
「これ、お父さん」
と言われビックリしたのだとか。
テレビに出てる人がお父さんだったら、そりゃビックリしますよね!!
角田さんは必死で、動揺していないフリをしたそうです(笑)
鮎子さんは2014年12月、第47回衆議院議員総選挙に初出馬し、当選しました。
この選挙のとき長男くんが2歳だったので、再婚時期は2010年~2011年頃と推定されます。
再婚当時、角田賢明さんは三菱UFJモルガン・スタンレー証券に勤務しており、鮎子さんと角田さんは東京に住んでいたと思われます。
しかし、父の加藤紘一氏が体調を崩し、2012年の衆院選で敗退したことにより政界を引退。
紘一氏は鮎子さんを後継者に指名し、いよいよ鮎子さんは政治家への道を歩み出すことになりました。
鮎子さんはこの頃、2012年に長男くんを出産されています。
初選挙の準備に、初めての出産育児にと、まさしく激動期ですね。
ちょうどこの頃、2012年1月に、角田さんはオーストラリア・ボンド大学の大学院のオンラインMBAコース(Bond-BBT MBA)に入学されました。(※2)
Bond-BBT MBAは、オーストラリア最古の名門私立大学であるボンド大学と、大前研一氏が率いる(株)ビジネス・ブレイクスルーが提携し、社会人が働きながらMBAを取得できるよう提供されているプログラム。
証券マンとしてバリバリ働きながら、妻の選挙準備、初めての育児、さらにオンラインでMBA取得とは・・・すごい!
そして選挙前の2013年末に、角田さんは退職し、東京から山形県鶴岡市へ移住したのです。
「正直、証券会社の仕事に未練はありましたけど、妻から『国のために自分の人生を懸けたい。力を貸して』と言われたら断れないですよね(笑)」
とは角田さんの弁。(※3)
また角田さんは、
「(鮎子さんは)いろんな方にいろんなことを言われ、精神的に大変なところもあるので、そういうところは支えてあげたいと思いますね」(※1)
ともおっしゃっています。
選挙中は角田氏もフル回転で、連日郡部の支援者のもとを回り、鮎子さんは当選を果たしたのでした。
- ※1:加藤鮎子YouTube 2014年12月5日 #04「【番外編】夫・賢明ストーリー」
- ※2:ボンド大学ウェブサイト
- ※3:2014年11月28日号 週刊朝日「谷垣氏、進次郎氏に、夫まで 加藤鮎子の“豪華”選挙」
妻のためにエリート職を辞し、山形へ移った角田さんは、2014年に(株)さんどれっどを設立。
庄内地方をベースに、中小企業向けM&A支援・事業承継(跡継ぎ問題)支援・経営戦略支援・起業支援・クラウドファンディング事業・WEBサービス事業を手がけてきました。
その中に「ワンコイン田舎ビジネススクール」というプロジェクトがあります。
この講座は、1回500円で経済・経営・金融などが学べるというもの。
↓↓↓スクールの様子です
↓↓↓たくさんの人が参加しています
↓↓↓角田さんの講義もわかりやすそう!
日本経済の30%は、グローバルに戦う国際的都市型産業ですが、70%はローカルビジネス。
そのローカルビジネスを強くしていくには、地域の人々を底上げすることが必要。
MBAで学んだ学術的な内容を地域で生かそうと、この講座を企画したのだそうです。(※)
加藤鮎子さんは国会議員として、角田賢明さんがビジネスのプロとして、地域のために貢献されているのですね。
2023年現在、角田賢明さんは、(株)ジャストの代表取締役社長をされています。
この会社は、建築・土木構造物の調査・診断を行っており、1972年に創業。
本社は横浜にあります。
年間3000棟以上の調査・診断業務を手掛け、業界トップクラスの実績だそうです。
角田さんは当時の社長から誘われて2015年に入社し、AIで調査・診断を行うプロジェクトを立ち上げました。(※1)
加藤鮎子さんも角田賢明さんも、平日は基本的に東京で仕事をして、週末に山形に帰るのだそうです。
小学生の長男くんは、地元山形の公立小学校に通っているので、会えるのは週末が中心。
しかし鮎子さんは、地元に帰ったときも、国会議員としての仕事がたくさん詰まっています。
↓↓↓2020年7月、山形豪雨の被害を視察
↓↓↓2021年6月、農作物の雹(ひょう)害の様子を視察
このように地元回りが盛りだくさんなので、地元のお祭りやスポーツイベントの視察には、息子さんを積極的に連れて行っているのだとか。
長男くんは6歳になってからは、1人で飛行機に乗って東京に会いに来てくれるそうです。(※2)
- ※1:2019年6月27日 日経xTECH「『壁や床』に異業種も熱視線」
- ※2:2019年4月30日 東京新聞「ママパパ議連 本音で話しちゃう! 第3回 加藤鮎子衆院議員 間もなく出産! 産休中も採決に参加したい!けれど…」
長男くんが小学生になった頃、加藤鮎子さんは次男くんを妊娠します。
次男くんの妊娠中はつわりがひどく、特に車移動の最中は「縦揺れ」で気分が悪くなり大変だったそうです。
空腹時に気分が悪くなるので、常にカルパスやノリせんべいを持ち歩いて、仕事を乗り切ったとか。(※)
2019年4月21日から6月20日までの2ヶ月間産休を取り、5月に令和ベビーの次男くんを出産!
そんな鮎子さんは、超党派ママパパ議員連盟(会長:野田聖子議員)の一員として、子育て世代の政治参画の促進や、社会全体の子育て環境の整備に取り組んでいます。
その1つが「産休中の表決権」。
産休中に国会の本会議場に行けない場合、インターネットで採決に参加できるよう提言されています。
ちなみに次男くんは、鮎子さんと一緒に、毎週東京と山形を移動しているそうですよ!(※3)
まとめ
この記事では、
- 角田賢明氏は慶応大理工卒後、日本IBMを経て三菱UFJモルガン・スタンレー証券に勤務
- 加藤鮎子と角田賢明氏は2010~2011年頃に結婚し、2012年に長男を妊娠出産
- 鮎子氏は2014年、父・紘一氏の地盤を引き継いで衆議院議員選挙に出馬し初当選
- 角田氏は2013年末に証券会社を退職し、東京から山形に移住し鮎子氏をサポート
- 角田氏は山形に転居後、地方の経営支援・起業支援等を行う(株)さんどれっどを設立
- 角田氏は現在、建築物の調査診断会社(株)ジャストの代表取締役社長
- 鮎子氏・角田氏共に平日は東京で仕事、週末は山形で地元公立小に通う長男と過ごす
- 2019年に次男が誕生し、鮎子氏は子連れで東京・山形を毎週往復している
という内容をお伝えしました。
東京のビジネス第一線で活躍されていながら、妻・鮎子さんのために退職した角田さん。
それまでの輝かしいキャリアで培ったノウハウで、地方の人材育成をされているのが素晴らしいです。
現在は、お二人とも東京と山形を往復し、仕事と子育てをされていて、すごいバイタリティですね。
女性でも男性でも、田舎でも都市でも、話し合いと支え合いがあれば、仕事と育児の新しいカタチを生み出せるのかもしれません。
これからも、お二人のご活躍を期待したいです!